メニュー

footer logo

header en offheader ch off

header en offheader ch off

新型スカイライナー試乗記

カテゴリ: 趣味 作成日:2010年08月21日(土)

100802 1

成田空港まで36分というふれ込みの新型スカイライナーに乗ってきた。
開通2日目の18日、日中の暑さを避けるため日暮里駅には早朝到着。特急券購入に多少手間取るかと思いきや、意外にも10分後の特急券がいともたやすく手に入る。
ホームに上り、定番のホーム最後尾へ。普通「鉄ちゃん」たちはここで近づく勇姿を撮影すべくカメラを構えるのだが、今日は先客もいなく最良ポジションをゲット。数本の普通列車をやり過ごし、いよいよ自分の乗るスカイライナーの勇姿が見えてきた。上野の森の方面から来るとちょうどカーブになっているので連続5枚ほど激写。車両正面のライトは通常両側にあるのだが、中央に4灯まとめてあるのが珍しい。自席券は1号車なので最後尾から先頭車両まで走って飛び乗ったとたんに発車。窓際。壁クロスやロールブラインドは「風」をイメージしたデザイン。座席は外装と同じ青を基調にしたカラーリング。隣には海外へ出かける楽しそうな家族連れ。しかし「鉄ちゃん」はひたすら窓の外にむけてカメラを構える。

今様倉庫建築

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2010年06月21日(月)

100618 1

100618 2
我々の事務所では多くのジャンルの建築を手がけています。

 

中でも倉庫は合理性、機能性を最も求められる建物のプロトタイプです。昔から穀物や宝物などを収めるための重要な役割を持ち、その荷物を風雨や外敵から守り安全に保管するための建物です。そのための工夫が建物の特徴となっていました。

 

弥生時代の高床式倉庫は穀物を蓄えるための倉として用いられ、風雨害虫から守るために高床式となっており、周囲の建物からすればランドマークのように見えたことでしょう。
正倉院は奈良・平安時代中央・地方の官庁や大寺の重要物品を納める倉院として建てられました。木材を積み重ねた壁(校倉造り)は木の乾燥収縮を利用した調湿効果があったとも言われており、際立った存在感があったと思います。

「上海散策」 中国リレー報告-2

カテゴリ: 旅行 作成日:2010年04月21日(水)

 

100416 1

上海視察の自由時間を利用して古き良き上海をもとめて街歩きに出かけた。歴史あるファサードの並ぶ外灘の様式建築をそぞろ歩き、人民広場まで足を伸ばした。
この広場は古くは上海競馬場であり、その跡地に大規模な公園と都市計画展示館、上海大劇院などの近代建築が新築されている。その一画に旧競馬場クラブの建物が残されており、現在「上海美術館」として開館されている。

設計はスペンス・ロビンソン・アンド・パートナーズで1933年とある。英国風ネオゴシック様式の建物が保存されている。入り口は?というとずっと後ろに回れといわれる。美術館入口は回りこんだ裏側にあった。

カクテル

カテゴリ: 趣味 作成日:2010年02月21日(日)

 

100218 1

今回はお酒のお話です。

私は学生時代、京都・祇園のバーでアルバイトをしていました。バーといってもピアノやギターやドラムがあり、毎晩ミュージシャンの生演奏が楽しめるようなピアノバーです。(時にはお客様の飛び入り演奏や熱唱もありです)

お客様は音楽好きの常連の方が多いのですが、京都ということもあり海外からの観光客など様々な方がいらしてました。

私のメインの仕事はお酒のサービスでしたが、お客様のオーダーも様々でした。
「いつもの!」「○○な感じで」「私をイメージしたカクテル」「任したっ!」

「建物も 街も味わう 視察行」

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2009年12月21日(月)

 

091217 1

091217 2
当事務所では、設計した建物が竣工した際、若手を中心に見学行き、次の設計に生かしていくという良き伝統が続いています。ただ、都内や国内の建物ならともかく、海外の建物となるとそう簡単にはいきません。このたび、昨年竣工した上海の超高層「上海環球金融中心」を是非見学したいという声があがり、有志をつのり格安ツアーを選んで行ってきました。今日はその報告の第一弾です。中国東方航空機で上海浦東空港に着いた一行18名。外灘のホテルにチェックイン後、直ちに浦東地区の超高層エリアへ。そこは未来都市さながらの景観で、その中でもひときわ高い建物が本日の目的地です。

初ゴルフ

カテゴリ: クラブ活動 作成日:2009年11月21日(土)

 

091115 1

我が社では、毎年春と秋に社内でゴルフコンペが行われています。入社二年目の私は先日行われた秋のゴルフコンペに初めて参加しました。

ゴルフは未経験。まずは練習。クラブは父親のクラブがあったのでOK。しかし、どうすればいいのか・・・。クラブの握り方すらわからない。そんな私に同期、先輩方が一から色々と教えてくださいました。初めての打ちっぱなし、ショートコースにも連れて行ってもらいました。本当に感謝です。

 

 

犬島アートプロジェクト

カテゴリ: 旅行 作成日:2009年10月28日(水)

 

091028 1

今回は犬島という瀬戸内海の小さな島への旅の話です。

岡山側から船で5分程の所にある犬島では近くの直島に続いて、新たにアートプロジェクトを展開しています。定期船で島に近づくと煉瓦作りの煙突が見えてきます。

煙も立たず、崩れかけた古い煙突群は異様な風景にさえに思われました。

島には100年前に建設され、かつて日本経済を支えていた銅の精錬所の遺構が残っているのです。銅生産が盛んな時代は一時的に人口が増え賑わいを見せましたが、現在は大幅に減少し、残された工場跡や大煙突が独特な景観を生んでいます。

 

「東京物語」

カテゴリ: 趣味 作成日:2009年08月14日(金)

 

090814 1

気が付けば、8月中旬、梅雨あけもし、私が入社して早、一年と半年が経ちます。誰しも何かしら、ストレスを解消する術を自然と身につけると思いますが、私の場合、それは暇つぶしも兼ねた、映画鑑賞になります。
普段はアクション映画が中心になりがちですが、建築という仕事に携わっていることもあり、そういった視点で鑑賞することもしばしば、、、 今回は過去、気になった作品を簡単に紹介できればと思っています。

2009年08月14日(金)

「東京物語」

気が付けば、8月中旬、梅雨あけもし、私が入社して早、一年と半年が経ちます。誰しも何かしら、ストレスを解消する術を自然と身につけると思いますが、私の場合、それは暇つぶしも兼ねた、映画鑑賞になります。
普段はアクション映画が中心になりがちですが、建築という仕事に携わっていることもあり、そういった視点で鑑賞することもしばしば、、、 今回は過去、気になった作品を簡単に紹介できればと思っています。


作品は「東京物語」(監督:小津安二郎、主演:笠智衆、制作:1953年)言わずと知れた日本映画界の名作です。

粗筋を簡単に紹介します。

 

鉄筋とコンクリート 奇跡の組み合わせ

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2009年07月14日(火)

 

090701 chiba

学生時代にある教授がとても熱心に語ってくれた鉄筋コンクリートにまつわるお話を紹介したいと思います。

鉄筋コンクリートとは鉄筋とコンクリート(セメントと砂利等を混ぜたもの)のことであり、私たちの事務所でも数多くの鉄筋コンクリート造建物の設計を行ってきております。

コンクリートの主成分であるセメントの歴史は古く、紀元前の頃から利用されてきましが、鉄筋コンクリートが歴史に出てきたのは19世紀後半頃で、レンガや木に比べると新参者の構造体なのです。ちなみにヨーロッパの植木職人がセメントで植木鉢を作る際、針金で補強したのが鉄筋コンクリートの最初と言われている。

そんな新参者の鉄筋コンクリートが主要な構造形式になった要因は扱いやすさもさることながら、コンクリートと鉄筋の相性の良さにあると教授はおっしゃっていました。

「もともとコンクリートは圧縮力には強いが引張力に弱い特性があり、鉄筋は引張力に強いが圧縮力を受けるとすぐに曲がってしまう。それぞれの弱点を鉄筋とコンクリート組み合わせることで相互補完しているのです。」

「通常なら異なる材料を組み合わせた場合、性質の違いで上手くいかない場合が多いのですが、鉄筋とコンクリートは熱膨張率がほぼ等しいため、組み合わせることが可能となっているのです。」

「さらに、この組み合わせは錆びやすい鉄筋をアルカリ性のセメントで覆うことになるため防錆効果が得られているのです。」「こんなにも相性の良い鉄筋コンクリートは奇跡の組み合わせであり、これを考えた人は天才です」

この話を聞く前、私にとって鉄筋とコンクリートの組み合わせは当たり前でしたが、こんなにも凄い組み合わせだと知り、鉄筋コンクリートが特別なもののように感じてしまいました。

皆さんの身の回りの当たり前の組み合わせが実は凄いものだったりするかもしれませんよ。

(ling)

新作品集 “編集中”

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2009年06月14日(日)

090601
設計事務所の顔は「作品集」。2004年から5年ぶりの大改訂です。
今回は60年記念誌を出した後なので、建物の分野ごとに最新作とアーカイブを織り交ぜて編集しました。全体テーマは 「建築に未来 都市に歴史」。 作り続けてきた作品が、街の歴史を刻み続けている様子を表しました。この編集記を「一句」に託してご披露します。