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IMA コラム

同期生交歓(奇跡の結晶編)

カテゴリ: その他 作成日:2008年08月08日(金)

「偶然日本に生まれ、偶然同じ時代を生き、・・・・そしてナント偶然にも私たちのいる入江三宅設計事務所に入社することになった。これはまさに奇跡といえましょう。
この奇跡を大切にしてこれから入江三宅で共にやっていきましょう。」今年の新入生歓迎会で弊社M取締役が新入生へ送った言葉です。

それがさらに同期入社となると・・・奇跡以外の何者でもありませんね。

ここではそんな弊社の同期生を取上げます。まずは冒頭のお話をされた本人に登場いただきます。

オイルショックの影響をモロに受けた昭和49年。


・同期入社はどなたですか。
U部長、W部長と後に退社独立した2名を含めた大量5名の入社でした。当時活躍したアイドルグループ「フィンガーファイブ」をもじって、我ら5人組は“チョンガーファイブ”という愛称で呼ばれていました。(笑)

 

・相当の不景気だったと聞きますが、入社当時の状況を教えてください。

新入生に暇な時間はありません!何をやっても勉強になりました。 昼ご飯も夜の飲み会もそして麻雀でも、いつも5人が固まって行動していました。その若さと行動力で先輩方を圧倒し、まさに怖いもの知らずでした。

 

・当時はお互いをどのように思っていましたか。
 よくもまあ、酒の強い奴ばかり集まったものだ、と思っていました。(笑)

 

・現在の状況について
 みんなすっかり大人になってしまいました。しかし今でも同期だけで集まると子供(入社当時)に戻ってしまいます。

 

・Mさんにとって同期生の存在はどのようなものですか。

  自分を映し出す鏡ですね。

 

・最後にMさんの信条を言葉にすると?

「建築を愛しなさい」 これはイタリアの建築家でありデザイナーでもあるジオ・ポンティの著書のタイトルですが、建築に注ぐ愛情を感じる言葉です。そして書籍の中にあふれる血の通った建築という思想が私の信条であり、また入江三宅の思いでもあります。
・・・それは、同期との関係にも通じることかもしれませんね。
 
奇跡の結晶が生んだ“チョンガーファイブ”。奇跡の点が線となり、やがてその線に血が通う。そんな人と人とのつながりが感じられるお話でした。

-定点カン測-