バンヤンツリー・東山 京都

京都霊山の歴史と静寂の時に包まれる 幽玄な世界に浸る建築空間

バンヤンツリー・東山 京都は、清水寺と高台寺を結ぶ二寧坂、産寧坂の丘陵から続く東山の山腹に位置する。敷地からは西方、間近に八坂の塔、そしてその先に京都市内が一望できる場所にあり、「バンヤンツリーブランドのホテル日本初進出は京都で」というバンヤン・グループの強い想いがこの場所には込められている。外装、内装のデザインは、「幽玄」をコンセプトに各デザイナーによって立案され、当社は設計・監理業務を担当した。施設は、52室の客室の他、スパ、レストラン、バーなどを有し、エントランス上部の大庇、客室内の浴槽など、内外装に独特で印象的な要素を纏う。京都霊山の歴史と静寂の時に包まれるラグジュアリーな建築空間となっている。

竣工年
2024.4
所在地
京都府京都市東山区清閑寺霊山町
敷地面積
5689㎡
延べ面積
7171㎡
用途
ホテル
階数
B1F/4F
構造
RC
PM・CM:山下PMC/設計・監理:入江三宅設計事務所(設計・工事監理)、東洋設計事務所(行政・外構・能舞台)/デザインアーキテクト:隈研吾建築都市設計事務所/ランドスケープデザイン:プレイスメディア/客室デザイン:橋本夕紀夫デザインスタジオ/照明デザイン:内原智史デザイン事務所
写真:ナカサアンドパートナーズ