バンヤンツリー・東山 京都は、清水寺と高台寺を結ぶ二寧坂、産寧坂の丘陵から続く東山の山腹に位置する。敷地からは西方、間近に八坂の塔、そしてその先に京都市内が一望できる場所にあり、「バンヤンツリーブランドのホテル日本初進出は京都で」というバンヤン・グループの強い想いがこの場所には込められている。外装、内装のデザインは、「幽玄」をコンセプトに各デザイナーによって立案され、当社は設計・監理業務を担当した。施設は、52室の客室の他、スパ、レストラン、バーなどを有し、エントランス上部の大庇、客室内の浴槽など、内外装に独特で印象的な要素を纏う。京都霊山の歴史と静寂の時に包まれるラグジュアリーな建築空間となっている。