株式会社ザイマックスの本社ビル。前身のリクルートビル事業部のメンバーが独立して設立された総合不動産サービス会社であり、本社ビル建設にあたっても、リクルートビルから引き継がれた合理的プランニングとコーポレートアイデンティテイを表現するファサードを持つ建築が求められた。雑多なビルに囲まれた溜池交差点に面した敷地に、敷地形状そのままで立上げられたシンプルな立体を、白いガラスカーテンウォールで覆うことで、、多様な不動産ソリューションが納められた白い箱の表現を目指した。高透過ガラスに細いストライプ状のセラミックプリントを施すことで、視界を確保しつつ白い外皮を実現した。白い箱の上部につけられた三色カラーの社名サインは、夜間には景観を考慮した白いサインとなる。