渡辺リクルートビル

PCとガラスCWを対比させた外装

JR大阪駅前梅田一丁目の細長い敷地に建つオフィスビルである。駅前の木造密集地区における再開発として、総合設計制度を利用して計画された。基準階は敷地形状により約50m×19mの細長い平面となるが、様々なテナントニーズに応えるべく、片側コアを採用し、約50m×13~8mの無柱空間を確保した。外装は熱戦吸収ガラスのアルミカーテンウォール及び花崗岩打込みPC板を採用しグレード感と先進性を表現している。 また本計画は地下4階あり、約20mの掘削深さとなるため、土圧や止水、そしてスペースユーティリティを考慮し、地下外周部に山留壁と支持杭を併用した鉄筋コンクリート連続地下壁構築工法を採用している。

竣工年
1989.4
所在地
大阪府大阪市北区
敷地面積
1,441㎡
延べ面積
16,394㎡
用途
事務所
階数
B4F/14F
構造
S
備考
現 東京建物梅田ビル