サーパスつくば研究学園

未来創造の街 研究学園の顔となる ダイナミックで品格を備えたデザイン

つくば研究学園都市の玄関口である研究学園駅前に計画された集合住宅である。駅前という立地の下、街の顔となることを目指してデザイン検討を行なった。顔となるファサードを構成する基準階部分は、先進都市の整然とした街並みのイメージを崩さぬよう、アウトフレーム構造方式を採用し、大きなモデュ―ルのオフホワイトのフレームを前面に設えることで、ダイナミックさと生活感を感じさせない品格を表現し、未来都市研究学園に相応しいデザインとした。一方低層部の住宅共用部や店舗部分には、人が手を触れたくなるデザインを意識して、柔らかい素材感と色彩を基調とした静かで落ち着きのあるホテルライクなデザインとした。幾何学的な街のつくりは、ともすれば無機質な印象を与えてしまうため、先進都市の雰囲気と住まいとしての上質さが共存することによって研究学園としての顔を創出した。

竣工年
2007.11
所在地
茨城県つくば市
敷地面積
6,000㎡
延べ面積
28,219㎡
用途
共同住宅・店舗
階数
14F
構造
RC
備考
住戸206戸、店舗7戸