世田谷区立桜町小学校

ライトシェルフで光を取り込む サスティナブルな校舎

世田谷区南西部にある小学校の一部改築工事として、コの字に配置される、南棟、北棟、西棟の既存校舎のうち、西棟を撤去・建替する計画である。新校舎は豊かな教育活動とともに地域コミュニティの核としても機能するよう計画した。自然採光・通風を確保し、太陽光発電や屋上緑化を充実するなど環境への配慮を行った。自然採光については、各教室に面する屋外側のグリッド状のフレームの中にライトシェルフを組み込み、直射日光を遮りながら柔らかな間接光を屋内に取り込むとともに、建物自身が省エネ・環境への教材となるような外観とした。外壁の一部に桜色のタイルを採用し地域性を表現した。

竣工年
2010.12
所在地
東京都世田谷区用賀
敷地面積
12,213㎡
延べ面積
4,335㎡
用途
小学校
階数
3F
構造
RC