六本木ヒルズの北西部分に位置する本計画は、六本木六丁目再開発計画のラストピースとして計画された。西麻布方面との結節点として66プラザから連絡ブリッジで結ばれる事で、ヒルズの新たな玄関口となる事を目指した。最大の特徴である基準階貸室は、階高5.35m、直天井の無柱空間とした。この開放的な空間は一般の事務所利用だけでなく、ショールームやスタジオ等のよりクリエイティブな多目的スペースの利用も可能としている。立地、施設、人々の流れなど様々な意味での結節点(クロスポイント)である等施設が、多くの人々に親しまれる建物となってくれることを願っている。