プレミストひばりが丘

官民共同の事業パートナー方式（PPP方式）による開発からエリアマネジメントまでを継続的に行うまちづくりにおいて、2015年竣工のフィールズシリーズに続く分譲集合住宅の新築計画である。まちづくりの核となる「まちポイント＝歩くことを目的とし、豊かに暮らすために必要な施設」や、緑の小路・ポケットパークをひばりが丘団地全体に連続させ、空間と様々な住民活動が協調し団地全体が成長し続けることを目標としている。外観はフィールズシリーズを「Re」デザインすることで団地全体の一体感を図り、地区計画で設定された公園に面して、キッチン・ショップ・ワークスペースを有するシェアデパートメントを配置して住民活動を支えられるようにした。また外装材には歳月を経るごとに成熟していく住まい・街並み・植栽と呼応するよう、経年変化が作り出す味わい深い表情の創出を狙って、レンガや石・土壁などのクラフトマテリアルを採用した。