高西寺

開創400年曹洞宗寺院の記念事業

高西寺は曹洞宗開祖道元禅師により開かれた永平寺を基とした曹洞宗寺院の一つとして、慶長四年(1559年)に寿徳三世超厳守周和尚より神明高西寺として開かれた。平成11年(1999年)の開創400年記念事業として、本堂、客殿の大改築が計画されたものである。敷地は多摩市連光寺にあり周囲は閑静な住宅街に囲まれている。東側山門から来られる参拝者の視線を本堂にいざない、円滑にアプローチできるよう境内を囲むように本堂・客殿・庫裡を配置した。3棟の建物は、伝統的禅宗様式の意匠を基本とした上で、屋根形状を変えることにより、それぞれの性格を表現している。

竣工年
1999.4
所在地
東京都多摩市
敷地面積
1,572㎡
延べ面積
793㎡
用途
寺院
階数
2F
構造
RC