地下鉄神谷町駅に近い道路をはさんだ2敷地の一体開発。隣接する城山ヒルズとの連続性も活かした複合開発として、建築基準法一団地設計制度を利用し、広い桜田通りに面した敷地に集合住宅、道路をはさんだ。地区東側は城山地区への玄関口として広場機能を持たせ、西側には仙石山の木立に囲まれた貫通通路としてプロムナードを設け、緑豊かな散策路によって都市的スケールの開発を実現した。事務所棟と住宅棟の外装には城山ヒルズと共通意匠であるアースカラーのPC板を使用し、事務所棟の隅角部にはガラスカーテンウォールを採用するなどして、一体感のある都市的な景観形成を目指した。