公民パートナー方式(PPP手法)による、ひばりが丘団地再生事業。昭和34年に竣工した住宅戸数2714戸の大規模団地を再生するものである。 敷地は、東京都西東京市と東久留米市の両市にまたがる緑豊かな武蔵野にある。再生事業は、まちづくりコンセプトを「ひばりが丘 ~緑と暮らすつながりのまち~」としている。また、デザインキーワードを「Relation」として、文化や緑を受け継ぎ、周囲の街区とのつながりを意識する計画としている。 1番街は再生事業の初期計画として、11階建て144戸の集合住宅と店舗を設けた。街区内に武蔵野の里庭をコンセプトとしたランドスケープを行い、それに調和する色彩計画のもと内外装の建築デザインを行った。