フランス大使館官邸

部屋を持上げ庭との一体感を確保した増築

在日フランス大使館官邸の増築。既存官邸のモチーフを展開し、1階部分を地面より少し持ち上げたピロティ形式のテラスとした。このテラスは中庭と庭を繋ぐスペースとして通風、採光、視線の通り抜けを確保すると共に、パーティーなどのイベントスペースとして活用される。2階には個室をもうけている。外装は柱、梁型、軒天を杉板本実型枠のコンクリート打放し、外壁をパリの街に多くみられるフランス産ライムストーンで構成している。

竣工年
1980.1
所在地
東京都港区南麻布
延べ面積
472㎡
用途
大使館・庁舎・官邸
階数
B1F/2F
構造
RC