アークヒルズの南側に位置する敷地面積約2.0haの再開発事業である。このあたりは出石藩仙石家の屋敷があったことから仙石山と呼ばれており、本件名称はそれに由来したものである。上層階には無柱空間を必要とするオフィスを、地面に近い場所には暮らしをとの観点から生まれたタワーの構成は、低層に商業施設、3~24階には住宅、25~47階にオフィスを配置した高さ207mの高層複合施設となっている。施設の高層化を図り、高度利用することで建物周辺には西側に3,000m²、南側に約1,000m²の広場を設けた。また南側の広場には「こげらの庭」と名付けられたビオトープがあり、水辺の生き物や数多くの鳥を観察することが出来る環境共生型の開発を実現した。