20mの高低差がある比較的広い敷地を持つ尾根部と細分化した谷部、合わせて5.6haの土地に新しい都市環境を創造すべく、森ビルが中心となり再開発組合が結成された。構想から15年、超高層オフィスビル、ホテル、住宅、そして屋上緑化されたコンサートホール、TVスタジオなどを持った緑豊かな職・住・遊近接のコンパクトシティが実現した。広場を中心に各施設建築物と歩行者通路、屋上庭園、並木、滝、パーゴラなどの緑化および修景施設を配置し、変化に富んだヒューマンな景観づくりを行った。後に続く森ビルのヒルズシリーズの嚆矢である。名称のアークは赤坂(A)六本木(R)の結節点ノット(K)から名付けられた。