東京メトロ 白金高輪駅

路線統一デザインと地域イメージの駅

東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線の目黒延伸に伴い新設された共同駅。 駅のデザインは南北線のイメージ統一のために定められた「7号ビジョン」というコンセプトに従い計画された。すなわち、ガラスを多用した地上出入口、改札口の逆アール天井・間接照明、ホームドアや椅子などに駅ごとに定められたアクセントカラー(当駅は橙)を用いることである。同時に、各駅固有の地域イメージを表現するべきとの考えに基づき、壁面に大きさや色の異なるタイルを用いて、この地の原風景である起伏に富んだ立地と森を表現した。改札口近くには駅周辺の地形を立体的な等高線で表したメディアウォールも設置されている。

竣工年
2000.9
所在地
東京都港区高輪
延べ面積
13800㎡
用途
地下鉄駅舎
階数
B4F
構造
RC