神戸三宮フラワーロード沿いに建つ賃貸オフィスビル。敷地形状およびテナントニーズを考慮しツインコア平面を採用した。外装はリクルートビルのアイコンである反射ガラスカーテンウォールにダークグレーに塗装されたアルミパネルを組合わせたシンプルな構成とした。構造は鉄骨造ラーメン構造に、耐震性向上を目的としてK型に組んだ鉄骨ブレースをバランスよく組み込んだ。阪神・淡路大震災の際は、激震に見舞われた周囲の多くの建物が壊滅的な被害を受ける中、構造躯体はもとより外装の損傷もなく、本建物の耐震性・安全性が証明された。