担当している仕事を教えてください。
外資系ラグジュアリーホテルの内装の実施設計と現場監理を担当しています。海外のインテリアデザイナーと連携し、そのデザインをもとに実現できるよう多くの協力会社と調整を行っています。より良い空間になるように、デザイナーへこちらからも様々な提案をしています。これまで経験してきた建築設計のプロジェクトと異なるのは、ゲストが入る内部空間だけが設計範囲となる点です。
仕事でうれしかったことを教えてください。
図面やスケッチを描きながら頭を悩ませて設計し、現場を監理して微調整や急な問題を解決した結果、建築として実現した時はうれしかったです。
建築の完成後も足を延ばして、人に利用されている光景を見られるのも、こういったものが残る仕事ならではの喜びかと思います。
また、視察やプレゼンなどで海外に行けたのはうれしかったです。周りでも海外出張の機会も多いので、次のプロジェクトでも海外に行き多くの刺激を受けたいと思います。
どんな時に自分の成長を感じますか。 これからの目標も教えてください。
今のプロジェクトでは特に日々成長を感じています。使い慣れた素材ではなくデザイナー発信のものや初めて扱う製品や一品生産品などが多くあります。日本の気候に適した素材なのかの確認や新しい素材、施工方法、成り立ちなど勉強することも多く、知識が身につき自分の引き出しが増えるのを感じます。
今後のプロジェクトでもこの知識の蓄積や経験を生かして、「良いデザイン提案」ができればと思います。