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IMA コラム

日本の「タウン」は「まち」ですが、ミャンマー語では「山」なんです。

カテゴリ: 旅行 作成日:2013年04月16日(火)

ミャンマーでの当社の最初のプロジェクトであるヤンゴンのオフィス街での超高層ビル設計は、ヤンゴン都心部の「まちづくり」をリードする役割も担った仕事です。また、長期的・広域的視点に立ってミャンマーの国土全域の均衡ある発展を目指した国土形成シナリオづくりについて、2番目のプロジェクトとして都市づくり研究所で取り組んでいます。(「二都物語研究会」の活動としてアーバンラボVol.2・Vol.4で報告)
このコラムで取り上げる活動は、ミャンマーの高原・山岳地域の成長シナリオづくりという視点では2番目のプロジェクトに連なるものですが、URワンダーフォーゲル同好会発足40周年記念事業としての活動を開始したことから、今回は第3のプロジェクトとして紹介します。URワンゲル同好会については、昨年6月のコラムで、「飯能・自然の回廊づくり」の、登山道整備に協力していることを紹介しましたが、この3月でURの緑地整備が完了し、構想20年の「自然の回廊」がメデタク開通しました。「登山道づくり」から「山小屋づくり」へ、自然の森を育てる友好交流活動の拠点となる山小屋づくり「MT.VICTORIA PROJECT」をスタートさせました。
ミャンマー語の「タウン」は「山」です。「まちづくり」から「タウンづくり」=自然豊かな山づくり、URワンゲル同好会は、3月25日からミャンマー・チン州・ビクトリア山(3053m)への調査登山に出かけました。

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大韓航空ソウル経由で深夜ヤンゴンに着きホテルで仮眠。早朝のヤンゴン航空の国内便でバガンへ

(左下)の写真はバガンのニャンウー空港。
(右下)パジェロの中古車3台に分乗し悪路8時間チン州へ向かう。
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(左下)マグェ管区アイジー村の食堂 ほぼ中間点で外国人旅行者が立ち寄る。
(右下)ビクトリア登山のベースになるカンペレッ村のパインウッドビラ泊。

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登山口で、JICAの草の根技術協力を現地で行っているアースウォッチジャパンの安田重雄さんと会う 最近ナショナルパークの中に山の頂上付近を抜ける車の道が造られてしまったことを嘆いておられたが さらに奥にある集落の村人が使う生活路でもあり難しい問題。

標高3053mの三角点のあるピークから見たパゴダのあるピーク 日本の3000m級の山とは全く雰囲気が違う。

(左下)車の道が出来たおかげで(?)中国製のバイクで山頂に来て楽しんでいるミャンマーの若者たち。
(右下)再びパジェロの旅でバガンへ戻る。途中竹を積んだ車と何度かすれ違う。
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一日だけの観光バガンの遺跡めぐり。幾つか見たパゴダの中でアーナンダ寺院
片側にしか手すりのない階段は山よりずっと危険な感じ。一日だけの観光バガンの遺跡めぐり。幾つか見たパゴダの中でアーナンダ寺院残念ながら曇ってきて夕焼けにはなりませんでしたがヤンゴン空港近くでの最後の晩餐、左端は山にも同行してくれたツアーガイドのウィメンティさん、中央は日本ミャンマー協会ヤンゴン事務所のテッセインさん、学生時代にビクトリア山登山の経験があり、今回一緒に登る予定でしたが、日本からの視察団の仕事が入って行けなくなり、レストランに駆けつけてくれました。どちらもこれからの「MT.VICTORIA PROJECT」の大切な協力者です。(右端は20年前に一緒にキリマンジャロに登ったワンゲル仲間の江頭さん) 

ミャンマーのサンダルは公式行事もOKです。私も現地で買って過ごしました。

「MT.VICTORIA PROJECT」に関心を持たれた方、いつでも声をかけてください。
詳しくご説明します。写真も沢山あります。

(見晴らしが丘工房 囲炉夢)