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IMA コラム

人造大理石、人工大理石の違い

カテゴリ: 建築デザイン 作成日:2017年05月09日(火)
人造大理石、人工大理石

ついつい略して「ジンダイ」と呼んでしまう建材ですが、
『人造大理石』『人工大理石』
どちらが正しいかご存知ですか?

実は、人造も人工も正解で、
さらにこの呼び名を持つ2つの建材には大きな違いがあるのを最近知りました。

 

【人工大理石】は

一般家庭のキッチンやトイレの天板にもよく使用されているアクリル樹脂やポリエステル樹脂を主とした化学合成材。

それに対し、

【人造大理石】は

細かく砕いた石などをセメントや樹脂で固めた半人工素材。

 

そう、違いは石が入っているかいないか!!
これによって価格や耐久性、施工性、見た目にも違いがでてくるのです。
人造大理石は石:クォーツ(水晶)が入っているので
アメリカでは【クォ―ツストーン】、イタリアでは【テラゾ】と呼ばれています。

 

人造大理石、人工大理石
左:人造大理石 右:人工大理石
(どちらも樹脂で固めているもの)

 

最近は色、デザインが豊富で人造大理石は天然石に劣らずきれいなものもあります。
樹脂系人造・人工石は昔、階段や学校の手洗場などに使われていたセメント系人造石の進化形というところでしょうか。

階段の手すり セメント系人造石

 

セメント系人造石も樹脂とは違った風合いがあってとても素敵ですね。

 

(まりあちゃん)