バンクーバーの南部にあるグランビル・アイランドは不思議な島である。
「島」といっても一部で陸続きとなっているのだが、工場のバラックのような建物をそのまま使ったもので、上には高架道路が走り、街の中には「現役」のコンクリート・プラントが稼働し、アスパラにデザインされたミキサー車が行きかう。そんなショッピングセンターなのである。
<事務局にて担当者の話を聞く>
街の一画に事務局があり、その会議室でプレゼンテーションを受ける。
1973年から市の補助金をもとにCMHC(カナダ住宅金融公社)を受け皿に、既存建物を活用し、パブリック・マーケット、ビール工場、美術デザイン大学、ホテル、アートシアターなどを誘致した。
建物は平屋か二階建てで、鉄骨トタン張りの仮設的なものでそれが約14haの島中に展開されている。
<担当者の案内で街を散策>
パンフレット(右図)をいただきケンさんとローラさんの案内で島を散策。
(パンフは英語・仏語で裏表になっている。上図は仏語バージョン)
島の周辺はヨットハーバーになっている。
ここでは桟橋もクレーンも木製で雰囲気づくりとなっている。
植え込みは酒樽だし、駐車場の車止めやベンチまでも丸太という徹底ぶり。
このような施設で来場者は年間1000万人以上という。
地ビールの「グランビル・ビール」を飲みながら、ともすれば費用をかけて作られた環境の中で楽しむことの多い我々にとって、考えさせられた「島」であった。
今般、海外住宅・都市開発事情視察団の一員としてカナダを訪れた。
これはその際のバンクーバーでの記録の一部である。
(風琴子)
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