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2010年06月18日(金)
今様倉庫建築

我々の事務所では多くのジャンルの建築を手がけています。

中でも倉庫は合理性、機能性を最も求められる建物のプロトタイプです。昔から穀物や宝物などを収めるための重要な役割を持ち、その荷物を風雨や外敵から守り安全に保管するための建物です。そのための工夫が建物の特徴となっていました。

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弥生時代の高床式倉庫は穀物を蓄えるための倉として用いられ、風雨害虫から守るために高床式となっており、周囲の建物からすればランドマークのように見えたことでしょう。
正倉院は奈良・平安時代中央・地方の官庁や大寺の重要物品を納める倉院として建てられました。木材を積み重ねた壁(校倉造り)は木の乾燥収縮を利用した調湿効果があったとも言われており、際立った存在感があったと思います。

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また日本の伝統建築の蔵や明治時代に日本各地でつくられた赤レンガ倉庫は耐火性能に優れており、その外観は各地で伝統的、特徴的な町並みをつくっています。

それでは現代の倉庫はどうでしょうか。現代的な建築材料や設備、構造でつくられ、昔以上に荷物は安全に保管されていますが、ほとんどは大きな箱状の四角い建物で、外壁が企業広告に利用されている場合もあります。景観の中での建物のありかたでは昔の倉庫のほうが優れていたのかもしれません。現代の倉庫建築においてもランドスケープの視点を取り入れれば、もう少し周辺の風景も潤いのあるものに変えられると思います。

昨年、私が設計した平和島倉庫が竣工しました。海岸沿いの殺風景な倉庫街にさわやかな風が流れるように。

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(や)

 
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