
こんにちは、ワン主任です。
私が担当しています事務所ビルの上棟式が
行われましたので報告したいと思います。
Q:上棟式とは
A:竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので
通常、柱・梁などの基本構造が完成して棟木を上げるときに
行われる神道の祭祀(さいし)であります。
本物件は18階建ての鉄骨造なので最上階の鉄骨梁を
取り付けるときに行います。

現場内に設置された祭壇の前には二人の神事さま。
関係者一同祭壇の前に整列し上棟式は始まりました。
まずは降神の儀(こうしんのぎ)で神様に地上に降りてきてもらいます。
「う、う、ううううぅぅ?ううぅ?」
神事さまが神様を呼んでいるようです。
そして、神様に降りてきて頂いたら
上棟の儀(じょうとうのぎ)を行います。

最上階の梁を締め付けるボルトは、と・・・
「おぉ?金のボルトと金のスパナです!」
さらに銀のボルトと銀のスパナも用意されています。
(もちろんこんなものは売っているものではなく特注品です。)

鋲締め(びょうじめ)が始まりました。
我社、特別顧問のM氏が金のボルトを金のスパナで締め
反対側を施工会社の方が銀のボルトを銀のスパナで締めました。
鋲締めが終わったら関係者各位が梁にマジックで名前を書いていきます。

そして、梁をタワークレーンで持ち上げて塔屋まで・・・
そのときです!!
背後のCDラジカセから聞いたことのある音楽が
パァ?パァ?パァ?、パパァ?
ドンドンドンドンドンドン♪
パァ?パァ?パァ?、パパァ?
ドンドンドンドンドンドン♪
そうです、映画「2001年宇宙の旅」のあの音楽です。
天才キューブリック監督もまさか上棟式でこの音楽が
使われるとは思ってもみなかったでしょう。
なぜ、神事さまを目の前にこの音楽が?
いやいや、この状況下でも決して笑ってはいけません。

しかし、壮大な宇宙を思わせる音楽に合わせて80m
上空に消えていく梁を見ていると笑いから感動へ。
沸き起こる拍手、拍手、拍手
スタンディングオベーションというやつです。
塔屋には鳶(とび)さんがおり梁をきちんと納めてくれました。
最後は昇神の儀(しょうしんのぎ)で神様は帰られます。
無事、上棟式が執り行われホッと致しました。
忙しい毎日ですがこのような貴重な体験が心を癒してくれます。
(**M**)
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